レーシングカートとは、レーシングカート専用のサーキット等で 走行する、 レース専用のゴーカートです。
 世界各国のフォーミュラーカー(4輪)の登竜門であり、原点で す。一般的にレーシングカートは100ccエンジンを搭載し、シャーシは鉄パイプを組み合わせた非常にシンプルな乗り物です。
しかし、最高速は100km/hを越え、地上70cmの高さで走る為、体感速度は200km/hを超えます。最も手軽に体験できるモータースポーツです。
 カートでは、オートバイのように時下にマシンに乗る為、走行時には、ヘルメット、レーシングスーツを装着します。体で風をきって走る感覚は爽快です。シートベルトはありません。操作方法もいたってシンプルで、ハンドル、アクセル、ブレーキのみ。
 レーシングドライバーを目指す方にとっては、腕を磨けるこれ以上に無い環境だと言えます。レーシングカートから、F3、F−NIPPON、F1の世界へとステップアップしたドライバーは数知れません。有名なドライバーでは、故A.セナ選手、M.シューマッハ選手、M.ハッキネン選手や鈴木亜久里選手、高木虎ノ介選手、中野信二選手、佐藤琢磨選手などが有名です。彼らは自動車免許を取得できない幼少の頃から、レーシングカートで運転技術はもちろんレースを通じて様々なことを学びステップアップしていったのです。また現在でもシーズンオフ中にレーシングカートをトレーニングとして乗っている選手も少なくありません。
また、カートを楽しんでいる方は、10代から50代の老若男女。一番多いのは25歳くらいから40歳くらいの方で、女性も10%程度います。みんな各自が自分に合った楽しみ方で、カートに取り組んでいます。カート本体の大きさや重量、そしてカートサーキット利用の便などを考えると、10代の子供でも、また女性でも男性と同じようにモータースポーツのできる環境にあるのはカートだけと言っても過言ではありません。もっともっと女性にもカートを楽しんでもらいたいものです。始めてしまえば、誰でも同じようにモータースポーツ、レースの世界へ参加できるのです。





エンジンは何ccなの?


基本的には2ストロークの100ccですが、ジュニアカートや、ミッション付カート等は60cc・85cc・125ccなどがあります。また最近では水冷エンジンや4ストロークのエンジンなども普及されつつあります。



何Km/hぐらいスピードは出るの?


カート、コースによって異なりますが、チューニングしたエンジンで、大きなコース(全長1km以上あるコース)で最高速で130 Km/hぐらい出ます。初心者、中級者クラスのエンジンで中ぐらいのコース(全長700m程度)で90Km/hぐらい出ます。



何歳から乗れるの?


基本的にはライセンス取得年齢は10歳からですが練習走行はライセンスを取得していなくても走行可能です。(コースによっては制限があります。)ジュニアカートで4、5才から乗車可能です。 (コース、カートによります。)



保管、運搬はどうすればいいの?


カート自体の重量は70Kgぐらい(一般カート)です。エンジン、タイヤ等を外して乗用車に載せてることも可能ですが、一般的なのはワンボックス、ワゴン等です。カートショップで保管、運搬等もしています。



ライセンスは必要なの?



練習走行は取得していなくてもできます。(サーキットによって多少ことなります。) 基本的なマナー、ルールを覚える為に、又安全で快適に楽しむ為にもライセンスは取得しておいた方がよいでしょう。もちろんレースに参加するには必です。ライセンス取得等は、サーキットもしくは当店にて取得できます。詳細はこちら!

体験走行は出来るの?
当店にレンタルカートがございます。詳細はこちらをご覧ください。

押し掛けって何?どうやるの?
一般的な100ccのカートのエンジンは、クラッチなどがないダイレクトタイプ(停止するとエンジンが止まってしまう)の為、始動する際はカートを押さなくてはなりません。1、2回練習すればどなたでも出来るようになります。また最近では、バッテリーを搭載しセルスイッチにて楽にエンジンを始動できるものや、ジュニアカートのようにスターターロープを引き始動させるタイプもあります。

最初はどんなカートを買えばいいの?
活動方法とご予算に応じて、中古から新車まで色々とございます。
またエンジンなどによっても変わってきますので、カートショップなどでご相談してみてください。
始めるにあたっては、一般的な中古カートで、10〜20万円程度(15万円前後)の
カートを購入される方が多いようです。
当店にて中古・新品のコンプリートカート(シャーシ・エンジン・タイヤ等全て込みの完成車)
をご用意できます。(ジュニアカートもございます。)
 
・カートの歴史

*写真は、1961年のイタリア選手権です。
ドライバーはKALIKART(現CRG)の創設者の
C.VANARIA氏です。


KARTの始まりは今から40年以上も前のこと、アメリカの子供たちの間で流行していた「ソープボックスレース」という、せっけん箱にタイヤを付けたもので坂道を下る遊びを見た、自動車エンジニアのアート・インゲルスという人が、廃材で作ったフレームに動力を付けた4輪車を作ったのが「カート」の始まりとなりました。簡単なはしご型のフレームに芝刈り機用のエンジンを付けただけの物でしたが、これがやがて“ゴーカート”という商品名で発表され、生産・販売されるようになりました。
ちなみに、カートが「KART」なのは、当時マスコミに発表するときに「GO CART」と呼ばれるはずだったのが、ローマ時代に戦車のことをKARTと表記していたことから、記者が勝手にCをKに変えて発表してしまったからだといわれています。その後、在日米軍によってカートは日本に入り、1959年には日本で初めてのカートクラブ「東京カートクラブ」が誕生し、翌年にはカートの統括組織となる「ゴーカート クラブ オブ ジャパン」が設立されたことで、日本でのカート発達の基礎ができあがりました。
1973年にはヤマハから始めて国産カートが市販され、レーシングカートはより入門しやすく、身近な物となりました。以来20年以上の熟成により、性能の向上はもちろん安全性も高くなり、手軽に楽しめるモータースポーツとして親しまれています。
世界のトップパイロットにもカート出身者が多数います。